Yocchi's property man

ギガントの交通艇
「未来少年コナン」戦略爆撃機ギガント 製作記 A
future boy conan. Gigant


前ページより。

今回は、2014年静岡ホビーショー・モデラーズ合同作品展「宮崎メカ模型クラブ」
ブースにて展示させて頂くべく制作を開始したギガントの交通艇の制作記です。

製作期間は約3ヶ月。

実際に作業できるのはごくわずか。

かなり急ピッチな作業を強い要られますが、
やろうと思ったからにはヤルのであります。

では続きです。


FRP製の外観はそれなりに強度もあるのですが、このままだと何年か後には
広がっていく(伸びる)方向で変形する可能性があります。



そこで広がり防止の対策として金属のプレートを使い交通艇と
機体本体をそれぞれ固定する事にしました。


また、突貫工事なので電装は諦めましたが、交通艇内部には
簡易的なコックピットを再現してあります。

悲しいかな完成後には全く見えません。



コチラは機体本体側のプラットホーム。

切り抜かれた開口部にプラバンを貼り、スジ掘りを施しておきます。

ココがレプカ達の最後の舞台!



巨大な飛行要塞ギガント内部には連絡チューブが張り巡らされており
要所要所に連絡チューブ用リニヤモーターカー(連絡通行具)が配置されています。

その連絡チューブを四角く囲ったプラバンの内側に
薄いプラバンを押し込んで再現してみました。



この連絡チューブの中をコナン達はリニヤモーターカーに潰されそうに
なりながらも銃塔に逃げ込み、ギガントを破壊し始めます。



見えない裏側は空っぽ〜!

大きさの割に超軽い仕上がり!!


ってことで、いきなり完成です。

念願の静岡ホビーショーにも何とか間にありました。

もう〜大きくって展示台をはみ出しちゃってますがな。



私のイメージするギガントの色は、グレーの濃淡と薄紫を織り交ぜた感じの色。

全体を明るい紫色で塗装してベースを作り、スモークグレー・黒・白で
薄くグラデーションをかけながら立ち上げ仕上げてみました。



パカッ! 静かに前方へ進みながら浮上していきます。



分離し始めた交通艇に群がるレプカをはじめとする戦闘員達を残し
燃え盛るギガントから離脱していくシークエンス。



どこかサナギのようなたたずまいが可愛らしいです。



レプカ達が蜘蛛の糸ごとくぶら下がった搭乗口。



裏面は設定同様シンプルな三本線。



モノが大きいだけにもちょっと作り込めば良かったのですが、
今回はアニメで観られる情報だけとしました。



今のところ、このプラットホームと交通艇を固定する措置をとっていませんが、
いずれはコクピットもしっかり作りこみ電装を施しディテールアップするつもりでいます。


しかし、この模型製作より数カ月後、生活環境が激変する緊急事態が発生!

しばらく趣味どころではではない慌ただしい日々の繰り返し・・・

あれから4年。

こうして制作記をUP出来る日がやってきました。

まだ模型製作出来るほど時間に余裕がないものの
再開する事を目標に頑張りま〜す!


最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。




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