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ファルコ
「未来少年コナン」インダストリアの飛行艇 製作記
I
future boy conan. Falco
(機銃カバー &スジボリ編)
前ページにて、
「次の更新は少し時間がかかりそう・・・・」と、書き残して
既に1年以上が経過してしまいました <(_ _)>
今製作している「ファルコ」は、昨年からの引き続きで
平成19年5月19日・20日に開催される「第46回静岡ホビーショー2007」の
「第18回モデラーズクラブ合同作品展2007」に
「宮崎メカ模型クラブ」の一員として展示させていただこうと
製作しているのであります。
製作記も昨年の6月以降、「超久しぶりの更新」になりましたが(゜-゜)\バキ、
今回で「ファルコ」は完成します。
では、遅ればせながら製作開始で御座います。
今回は、すでに飛行機の形に組み上がっている「ファルコ」へ
「実機があったとしたら・・・」的な「モールド」や「付随パーツ」を
組み込んでいく作業になります。
各部にスジボリ用のラインを書き込み全体のバランスを確認していきます。
さまざまな資料や飛行機模型などを参考に、細かいラインも
書き込んでみたのですがこれがどうにもしっくりこなくて
画像のようなシンプルなモノに落着きました。
物が大きいだけにもうちょっと何とかならんモノかと試行錯誤したのですけど・・・
自分のセンスのままいくと「宇宙船」や「SFメカ」ぽくなってしまい
「宮崎メカ」独特の雰囲気を損う事になりました(T_T)
ダメじゃんオレ・・・・勉強・勉強!!
また、尾翼の黄色いパテは主翼の項でご説明を・・・。
つづいて、
武装したファルコの特徴でもある機銃のカバーを作ります。
まず、機銃が付くあたりにプラバンをヒートプレスしておきます。
次にエポキシパテで作った機銃カバー原型を貼り付けます。
ちなみに、プラバンをヒートプレスしたのは機銃カバーのRを合わせる為です。
さらにその機銃カバー原型に、エポキシパテで「みみ?」の部分を作り足します。
硬化したパーツを切り出し、0.3ミリのプラバンを使い
バキューム・フォーマーで成形します。
早速切り出して機体に合わせてみると・・・・
ぐぁ〜ん!!
おもいっきりデカイです・・・・!!(°O° ;)失敗!
しかも、バキューム・フォーマー成形時の絞込みがあまいせいで
何ともダルい感じの仕上がりに・・・
バキューム・フォーマー成形に限界を感じ、
出来上がったパーツを切り刻んで小型化します。
2周りほど小さくしたパーツを、
またもやヒートプレスしたプラバンに貼り付けます
そのまま「ミミ?」の部分を残し、切り出しました。
タミヤさんから出ている「1/35ドイツ・小火器セット」から
M42マシンガンをチョイスし武装に努めます。
ようやく妥当な大きさになり、次作業に移ります♪
ここで機体にスジボリを施しておきます。
しかし、本体のFRPは予想以上に硬く
簡単にスジボリなど出来る素材ではありませんでした。
表面処理の為に溶きパテ代わりにスプレーしたサーフェイサーが
主なスジボリ用の層になりました。
続きまして、主翼に移ります。
私が何かモノを作り出す時、特に気にしているのはエッジです。
一口にエッジと言っても角に残るエッジだけではなく、光越しの面に現れるエッジや
影に出来るエッジ「ブラインド・エッジ」などに注意を払って作業しています。
今回のファルコも艇体本体は解り易いエッジなので問題有りませんが、
主翼はシンプルかつ大きいゆえにとても気を使う事になりました。
どこから光があたっても真っ直ぐな光のラインが現れないと
不自然で気持ちの悪い主翼になってしまいます。
そして、エアインテークを開口しようとしている今、
主翼前縁のRを完璧に仕上げておきます。
エアインテーク開口作業を終えた後では
主翼前縁のRの修正が難しいからであります。
エアインテークの場所をマーキングし、
裏側はポリパテで裏打ちしておきます。
左右のエアインテーク内部の厚さが一緒になるようポリパテを充填して・・・
プラバンでおさえて平面を出しておきます。
ポリパテ硬化後
表面からリューターでガシガシ削っていきます。慎重に・・・っと (~_~;)
何とか開口です。
主翼前縁にはダメージを残しませんでした。
良かった良かった〜C= (^。^ ) ホッ
続いて、主翼にもスジボリを施しておきます。
ちなみに、ガイドにしているのは2枚重ねのマスキングテープです。
ガリガリガリ〜〜。
平面へのスジボリは楽ですね〜。
曲面の多い艇体とは大違いです(;^_^A
主翼の作業は次ページへ続きます。
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